【インドの市場】ナガランド の市場散策

ナマスカール!インド好きライターのRanRanです☺️

旅好きが必ずチェックする観光スポット。

それは、「地元の市場」ではないでしょうか?

どんな食材が売られているの?

どんな文化・風土があるの?

市場を見れば、現地の人の日常生活が見えてきます!

今回はインド北東部、ユニークな食文化のある、ナガランドの市場をご紹介します。

※カエルや虫が苦手な方は、早めにスクロールした方がいいかもしれません。ご了承くださいませ。

目次

動いているものは、何でも食べる?

現地の方にナガランドの食文化について尋ねると、「何でも食べるよ」という回答が返ってきます!笑

例えば、イモムシは滋養に良いとされる高級食材です。

カエルは3匹くらいが束になって、ピョンピョンしながら売られています。

モルモット可愛いな〜と思って眺めていたら、「これ、美味しいよ!」と言われました。

日本では、食材として馴染みのない生き物たちも、ここでは貴重な食材の一つなのです。

中でも、日本人は食べられないかなと思ったのは「犬肉」です。

ペットとして飼われている犬もいる一方で、食用の犬も売られています。

よく考えれば、ペットとしてミニブタを飼う日本人がいるのと同じでしょうか。

主に食べる肉類は、豚や鶏が多いようです。イモムシなどは特別な日に食べたりしているそう。

カエル
食べるとパワーがつくというイモムシ

牛・鶏・豚は一頭買い?

日本でお肉を買うと、精肉店やスーパーで、部位ごとにグラムで量り売りが一般的ですよね。

ナガランドの市場のお肉屋さんでは、まずパックに入ったお肉というのがないです。

一頭で買うか、大きなブロックで購入するのが当たり前

何故かと言うと、一家族が兄弟8人くらいの大家族であることが多く、みんなで分けて食べるからです。

鶏を買う様子を観察していると、若い女性二人組がどの鶏にしようかと吟味していました。

お店のお兄さんが「これいいんじゃない?」とつかんだ鶏に対して、

「あんまり肉がついてないわね」と厳しい目線。

バタバタしている鶏を何羽かチェックして、決定。

購入された鶏は、熱湯?と羽をとる機械?に入れられて、最終的にツルツルになった丸々一羽の状態に。

うすいビニール袋から足が出た格好で渡されてました。

私も一羽買ったのですが、さっきまで生きてたずっしりとした一羽を持った感覚は初体験でした。

「命を食べるってこういうことだよな」と、当たり前のことに気づかされます。感謝。

この鶏肉を、現地の家庭でどのように調理したかは、後日話そうと思います。

鶏の販売所

野菜は小さいのがいい?

市場には、様々な野菜が売られています。

日本人にも馴染み深い、トマトやきゅうり、キャベツ、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、タケノコ。

見たことない緑の葉物野菜も多数。

全体的に日本で売られている野菜よりも小ぶりなものが多いです。

大根を見つけて、大きめのを買おうとしたところ、

現地の友人に「大きいのはケミカルだから、小さい方がいい」と言われました。

日本では聞いたことがない発想で面白い!と思ったのですが、

大きいものは農薬が使われているという認識のようです。

家庭菜園で野菜を栽培している家庭も多く、オーガニック野菜が基本

見た目は小さくて、切るのも大変だけど、体に良いものをわかって選んでいるのは素敵だなと感じます。

陽気なお店の人

傘の種類が豊富なのはなぜ?

ナガランドの州都コヒマの市場で見かけるのが、大量の傘です。

大きいものから、コンパクトな折り畳み傘、雨晴れ兼用の傘まで幅広く売られています。

なぜ、傘が大量に売られているかというと、

山岳部に位置するこの地域の天気は、すぐに変わりやすいからです

そのため、晴れている時は日傘、突然の雨でも雨傘になるように常に携帯されています。

街ではカラフルな日傘をする女性の姿も多く見られますよ。

いろんな傘取り揃えてます

服は古着が基本?

その服どこで買ったの?と聞くと、「セカンドハンドだよ!」と言われることが多いです。

セカンドハンドとは、つまり古着。

この街には、日本や韓国、アメリカ、ベトナムなどから、大量の古着が輸入されているのです。

安くて品質の高いものが買えるから便利なのだとか。

街を見渡してみると、ミニ丈のTシャツにへそ出しルックで歩く若い女性の姿も。

日本や韓国で流行っている服装に似ています。

顔がモンゴロイド系のナガランドの人々は、

容姿が似ている日本や韓国のドラマや映画をよく見ているので、

ファッションも影響を受けているようです。

古着を組み合わせて、独自のスタイルを作り出していて、オシャレです。

インドの奥地でまさかの、日本風ファッションを見るかもしれませんね。

まとめ

インド北東部、ナガランド 州の市場についてご紹介しました。

市場に足を踏み入れるだけで、その土地の食文化、気候風土、ファッションまで知ることができます。

無料で入れて、ここまで楽しめる観光スポットは他にありません!

ぜひ、海外に旅行に行った際には、現地の市場を覗いてみてくださいね☺️

日本でいう農産物直売所
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