【ラオス🇱🇦】ルアンパバーン1日観光ルート(朝の托鉢〜プーシーの丘夕日)

サバイディー!🇱🇦RanRanです!

今回は、ルアンパバーンの1日街散策の様子をお届けします。

ルアンパバーンて何があるんだろう?と思われている方も多いと思います。古い街並み以外にも、見どころがありますので、ぜひ旅行の参考にしてみてください✨ナイトマーケットについては、別の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください☺️

それでは、行ってみましょう〜!

目次

ルアンパバーンの托鉢

朝5:30頃 ルアンパバーンで毎朝行われる托鉢を見学する。泊まっているホテルが托鉢の行われる通りに面しており、実は毎日音は聞こえていたのだが、なかなか起きられずにいた。

托鉢はラオスの仏教徒が何十年にも渡り、受け継いできた宗教行事。オレンジ色の袈裟を身につけ、鉢を持った僧侶達が一列に並び歩き、地元の人々が早朝から炊いたお米やお菓子を、僧侶が持つ釜に入れていく。

売られている食べ物
托鉢の様子(衣装に着替えて行う観光客)

私が見た光景は、たくさんの小さな椅子が一列に並んでいて、そこに座っている地元の人や観光客がビニール手袋をしてご飯を鉢に入れている姿だった。それを、ちょっと離れて多くの人が写真に収めている。

托鉢の様子

どこまでも続くオレンジ色の列は、今まで見たことのない光景だった。

観光地化が進み、この宗教行事も観光の一環となっているように思えた。僧侶達がもらった食料で余ったものは、貧しい人に分け与えられるというが、配り切らなかった食料などが、多くゴミ袋に回収されていく様子を見て、ちょっと引いてしまった。

早起きしたはずが、私のホテル前がスタート地点くらいだったのか、もうほとんど終わりかけだったため、托鉢の体験はしなかった。その光景を見られただけで満足だ。

朝日が昇る前の静けさの中に、お経の声と鐘の音、人々が歩く音。きっとこれからも毎日続いていく光景なのだろう。

ワット・シェントーン

ワット・シェントーンは、1560年に建てられた、ルアンパバーンで一番美しいとされるお寺。

僧侶達が住んでいる寮もあり、托鉢のスタート地点付近でもある。

本堂はルアンパバーンスタイルと呼ばれる複数の切妻屋根が重なりあってカーブを描くのが特徴。切妻の頂点にはエメラルドグリーンの飾り(チョーファー)、屋根中央には黄金の尖塔(ドクソーファー)が輝いている。

屋根が地面につきそうなほど大きく、とても迫力がある。

本堂
入口

装飾が細かく、入口の左右に描かれている動物や、女神達、踊り子と思われる女性達が可愛らしい。

本堂裏側

昔ここには、大木があったそうで本堂の裏側には、巨大な木のデザインが施されている。キラキラしていて美しい。

本堂の南西側後ろには、赤堂(レッドチャペル)がある。この壁面が面白い!!色ガラスでラオスの田園風景や、人々の暮らしを描いているモザイク画で、一つ一つが見応えがある!

赤堂(レッドチャペル)
稲作してる様子
お祈りに集まってる様子
川に魚釣り(よく見ると象に踏みつけられてる)

今にも動き出しそうなモザイク画で、見ているだけで楽しい!まるで、タイムスリップしたような気持ちになった。

【アクセス】ワット・シェントーン
https://g.co/kgs/jDJa8TK

ローカルフード

お昼頃、ホテルの方にオススメのお店を聞いて、ワット・シェントーンの裏にあるローカル食堂へ!

ローカル食堂


お客さんは全員現地の方。男性に人気なのか、仕事合間と思われる皆さんが、美味しそうに麺を、口に運んでいる。
どうやら豚のブロック肉がメインの白いスープ麺一択のようだ!英語は通じないけど、おばちゃんと意思疎通して、多分一番人気のメニューを注文!

トントントン


注文してから、隣の釜で麺を茹でる。すでに沸騰してる鍋には野菜とかが入っているようだ。野菜とお肉をトントントンと小さく刻み、器にセットして行く。こうやって、調理工程見てるの好きだな〜。若めのお兄さんがバイクでやってきて、テイクアウトを注文してた。スープと麺は別々にビニール袋に入れるスタイル。

ラオス名物麺(カオ・ピヤック)


実食!んー!美味しい!
塩ベースのアッサリスープに、野菜とハーブの旨みが染み込んでいる。米麺は細めのツルツルで、豚肉は噛めば噛むほど味が出る。ラオス料理は口に合わないかもと不安だったけど、これは美味しい😋日本人も好きな味だ!このお店は水も無料で飲めて良心的。朝、昼しかやってないので、時間があったらぜひ立ち寄ってみてね💕

ラオスのテキスタイル見学

ホテルで自転車をレンタルして、ルアンパバーンを散策する。古い街並みのあるエリアを抜けると、地元の人たちの生活も垣間見える。途中スーパーがあり立ち寄ってみたが、驚いたことに中国系スーパーだった。中国の珍味が駄菓子エリアに売っていて面白かった。水が安かったので水を調達して、ラオスのテキスタイルを無料で見学できるという場所へ向かった。

可愛い入口

テキスタイルを見学しに訪れたのは、「Ock Pop Tok Living Craft Centre」

ここでは、ラオスのテキスタイルについて、素材の説明や織物の実演を無料で見学することができる。

染め物
シルクや麻についての説明
織物の実演

施設内では、カフェやショップもあり、有料でテキスタイル体験も行っていた。

織物の実演がとても興味深く、パフォーマンスしているよいうよりは、仕事として皆さんが真剣に織っているところを静かに見学するという感じ。

縦糸横糸を手で器用に分けながら、模様を作っていて本当にすごい。

私は群馬県出身なので、絹産業や織物について馴染みはあるが、今でもこうして現代へ技術を継承していると思うと素晴らしいことだなと感じた。

【アクセス】Ock Pop Tok Living Craft Centre
https://g.co/kgs/XuMXqTo

ワット・ヴィスンナラート

ルアンパバーンには、たくさんのお寺があるが、現存する最古の寺院は、1512年に建てられた「ワット・ヴィスンナラート」だ。

雨ポーズ

中でも興味深かったのは、たくさん並んでいた雨ポーズの仏像。気をつけの姿勢は雨ポーズと言われていて、恵の雨を願うポーズなのだとか。

同じポーズをした仏像が何十体も並んでいるのは、圧巻の光景で、当時の人々の水への願いが窺い知れる。

ちなみに、両手のヒラを正面に向けたポーズの仏像もあり、意味をスタッフの人に聞いたところ、「争いごとをストップ」という意味らしい。知れば知るほど面白い仏像の世界。

さらに境内には、その見た目からラオス語でスイカ寺を意味する「ワット・マークモー」(正式名That Pathoume)と呼ばれる仏塔がある。

スイカ寺

ラオスのお寺は、世界各国の支援で復元されたり、保存されていて、それぞれのお寺にどこの国が支援しているかが書かれている。このお寺はアメリカの支援が入っている。

敷地内にクセの強い狛犬もいたので、ぜひ探してみてね。

【アクセス】ワット・ヴィスンナラート
https://g.co/kgs/QVQxobx

国立博物館

プーシーの丘の近くにある。中は撮影禁止。スマホとか帽子も全て持ち物は、鍵付きのロッカーに預ける。すごい厳重だった。
王宮の大広間や王様の寝室など、きれいに残されていた!赤い壁に人々の様子がガラスで表現された大広間は必見!フランスとラオスの建築が融合して、シャンデリアが煌めいていた。厳かな王宮でとてもきれい!!ぜひご自身の目で見てみてください✨

パバーン安置所

国立博物館の敷地内にある、パバーン安置所。

なんと、私が入ろうとした瞬間に閉まった😭
15:55くらい。16:00閉館のようだ。
なんてこった!みなさん、行く時は早めに行ってね!

【アクセス】国立博物館
https://g.co/kgs/QVQxobx

プーシーの丘

18:30頃

日没に合わせて、プーシーの丘を登ってみた。
入場料30,k。
以前調べた時に、山なのかと思っていたけど、実際は街のど真ん中にある小高い丘。
頂上までひたすらレンガの階段を登る。

ナイトマーケット側の入口


頂上に着くと、多くの人が夕陽を待っていた。
曇っていて、残念ながらメコン川に沈む夕陽は拝めなかったが、夕陽に照らされたルアンパバーンの街は絶景だった。

夕日に照らされる街


観光客は全然入っていなかったが、本堂の中の窓から見るメコン川が一枚の絵画のようで、きれいだった。穴場絶景スポットだ。

プーシーの丘、本堂内から見た景色

まとめ

ルアンパバーンは、街散策するだけで、朝から夜まで見どころがたくさんありました。

疲れたら、おしゃれなカフェがたくさんあるので、休憩しながら散策を楽しめますよ!ちょっと遠出したい人は、自転車のレンタルがおすすめです!

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます☺️コップンチャーイ!🇱🇦

次回!中国国鉄で自然の宝庫、バンビエンへ!

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