【ラオス🇱🇦】訪れるべきスポット!不発弾について学ぶ、コープビジターセンター🦿

サバイディー!🇱🇦RanRanです☺️

「世界一何もない首都」と言われるビエンチャンですが、ぜひ訪れて欲しいスポットがあります。

それが、「コープビジターセンター」

9年間に及ぶアメリカからの空爆。クラスター爆弾の不発弾により、今も苦しんでいる人々。

日本人の多くが知らないであろう戦争の歴史と現在のラオスを学ぶことができる場所です。

私もビエンチャンを訪れるまで知らなかったのですが、ここに来れて良かったと感じたのでご紹介します。

目次

コープビジターセンター

外観

ビエンチャンで訪れるべきスポットで、気になっていた「コープビジターセンター」に行ってきた。

ここは、ベトナム戦争時代にアメリカ軍によって投下された、クラスター爆弾の不発弾被害について展示された施設である。

ビエンチャンの中心地から徒歩30分くらいで訪れることができ、国立リハビリテーションの施設内にある。

印象的な義足の展示

なぜ不発弾があるのか?

1964年から1973年の9年間、ベトナム戦争と並行して、アメリカ軍はラオスに約58万回の空爆を行った。ラオス国内の共産主義化を断ち切る目的や、ベトナム戦争の物資ルートを妨害する目的があったとされる。

ラオスの地図と被害

落とされた爆弾は200万トン。当時の人口を考えると一人当たり1トンの爆弾が落とされた。

約50年経った今でも問題なのが、「クラスター爆弾による不発弾(UXO)」だ。

クラスター爆弾のイメージ

クラスター爆弾とは、1つの爆弾に数百の小さな爆弾を内包しており、空中で飛散する仕組みになっている。ラオスでは9年間に約2億7,000万個の小爆弾が落とされ、その内の約30%、約8,000万個が爆発せず、不発弾として残った。

被害に遭っているのは、主に農村地帯の子ども達である。小爆弾は一見、おもちゃのボールのようで、子ども達が間違って遊んで爆発してしまったり、田畑を耕している時に鍬が不発弾に当たり爆発してしまったりして、手や足を失う被害が出ている。

被害者の数は、1964年から2008年の間で5万人。今でも毎年40人の被害者数が推定されている。

不発弾についての動画

一番印象に残ったこと

コープビジターセンターは入館無料で、館内には不発弾がどんな状況で爆発するのか、被害にあった人々の状況やその後について、展示物や動画でわかりやすく説明されている。

動画資料室

一番印象に残ったのは、被害にあった子供たち自身が、これ以上犠牲者を出さないために、不発弾との向き合い方を教えていた動画だ。

不発弾を爆発させないための3つの注意点
①畑を耕す時は、力一杯地面を叩かないこと
②石だと思って拾っても、投げたり、叩いたりしないこと
③外で火起こしする時は、地中に不発弾がないか注意すること


強く叩くと爆発するというのは、何となく想像ができるけれど、料理のために火を起こして、地面が温められたことによって地中にある不発弾が爆発することを、私は初めて知った。
過去の戦争が残した爆弾が、今も村の地中に埋まっている。本当に恐ろしい話だ。

こういった兵器を使用して欲しくないし、作って欲しくないと強く思った。

義足の製造や支援についても知ることができた。ここに来て学べて良かった。

皆さんもビエンチャンを訪れる方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

【COPEのWebサイト】https://copelaos.org

【アクセス】https://g.co/kgs/m6h6sKU

隠れ家カフェ

周辺のカフェをネットで探していると、とっても隠れ家的なカフェを発見!

この路地の奥…!!!

もっと奥
さらに奥

天井からぶら下げられたひょうたんの飾りや緑がなんともおしゃれなお店。冷房はないので、扇風機の風で涼む。
私はパイナップルスムージー🍍と具沢山ポークカレーを注文!

ご飯がハート型で可愛い

ジャガイモホクホクとろりで美味しかった〜!!
値段も手頃で、お店もかわいい!わかりにくい場所なのに、お昼時は観光客と地元の方で賑わってました。

【アクセス】Kung’s Cafe Lao https://maps.app.goo.gl/gBr6acKqotai7V3s9?g_st=com.google.maps.preview.copy

ワット・シーサケット(お寺)

街歩きをしていて、気になったお寺があったので入ってみることにした。

「ワットシーサケット」は、16世紀の建設当時の姿を残すビエンチャン最古のお寺だ。大きな屋根が特徴のルアンパバーン洋式に対して、ここはお寺を囲むベランダが特徴のビエンチャン様式となっている。

本堂の中は撮影禁止のため、ぜひご自分の目で確かめてほしい。

特徴的なのは、本堂を囲むベランダに安置されている大小様々な6,840体もの仏像。
よく見ると背後の壁の小さい個室には、仏像が2体ずつ入っている。かわいい。

ずーと続いている光景は圧巻
壁の色がはっきり復元された?ところもある


2体入ってる意味は何か?受付の人にきいてみたけど、わからないようだった。男女とかの意味ではないみたい。よく見れば一体だったり、三体入ってるのもある。家族の姿なのかなと勝手に私は想像して、可愛いなと感じた。

【アクセス】https://g.co/kgs/XXMn9pK

おまけ

夕飯をホステルのカフェで食べようと思ったら、ディナーメニュー85,k〜ってラオスにしては、ちょっとお高い!
そこで、街で探そうと思い、近くを散策!
すると、フードパンダ🐼(日本で言うUber eats)のバイクがやたらとまっている食堂を発見!!!

店内にお客さん0人だけど、お昼に食べたと思われるたくさんのお皿が下げられずに置いてある。これはうまい間違いなし!メニュー表見てビックリ!一皿30,k〜!安過ぎる!フードコートでも40,kだったのに!ビエンチャンで見た最安値かも!

よく観察してると店主の女性1人で料理していて、もう1人お手伝いさんが後からやってきた。次から次に、モバイルオーダーのテイクアウト注文が入ってきて、パックに入れてドライバー達が持っていってた。この量1人じゃ、お皿も下げられないよね。

シーフードのフライドライス33,kを注文!スープまでついてきた!そして、うまい!!!
水一本頼んで、合計35,k(約224円)コスパ最強。
自分で言うのもなんだけど、安くて美味しい食堂探すのが上手くなっている気がする。楽しい!

お腹空いていたので、位置情報確認するの忘れてしまったが、もしこのお店に出会ったら立ち寄ってみてね!笑

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます☺️💕

世界一何もないと言われるビエンチャンですが、意外と見どころがあったので、記事があと2つほど続きます!✨

それでは、また次回の記事で👋

コップンチャーイ!🇱🇦

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次